秋の昼の夢の話
ちょっと最近のエントリからは雰囲気を変えて.
俺ってどんだけ寝ても夢見ない人なんだよねー,って割と頻繁に言ってて,実際年に数度くらいしか夢見ない*1のだが,この間,割と印象的な夢を見たので書きますね.
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始まりは住宅街.道をなんとはなしに歩いている俺がいる.
時間は昼過ぎだと思う.天気は曇り.でも視覚に色はついていて,通り過ぎる家の二階のベランダには,カラフルな洗濯物が干してある.とても現実的な風景. 住宅はそれほど密集していない.まだ入居者が十分集まっていないできたてのニュータウンか,かなりの高級住宅地という雰囲気だ.
天気のせいだろうか,人気があまりないせいだろうか……周囲には少しもの寂しい空気が漂っていて. でもそれは決して悪い――例えば,怖い感じ――とかではなくて,とても落ち着いた空気というだけのもの.
どこに向かって歩いているのか夢の中の自分はよくわかっていて,のんびりとそこへ歩いていく.
道中,何を見るためだったのか覚えてないけど,目線を上の方へ移した. そして戻ってくると,知らぬ間に,きゃっきゃと騒ぐ子供達が俺の周りを取り囲っていた.それまでの雰囲気は一転,わいわいと温かな空気に包まれる.
その出来事に夢の中の俺は別段驚かない.ただ,やはり微笑ましいような,和んだ気分にはなっていた気がする.
子供達の数も話している内容も覚えていないが,女の子が多かった. 年齢にばらつきはないように思われ,小学生という年齢だ.もっと絞れば 3-4 年生だと思う.
彼女達はその輪の中で盛り上がりながらも,夢を見ている俺にはなぜだかわからないが,俺と同じ道を歩いた.俺に話しかけてくることはなかったが,俺と全くの他人という風でもない.夢の中の俺もなんとなく気を配っているようだった.
しばらく歩いて,夢の中の俺が立ち止まった. どうもそこが目的地だったようだ. そして瞬間,ここが夢の中の俺の自宅だと理解する. 自宅に向かって歩いていたのだ.
子供達は,そのほとんどが俺が立ち止まったにも関わらずそのまま歩いていってしまう.
ただし,一人が例外. 髪を顎のラインくらいまで伸ばしている女の子. 色はうろ覚えだし,俺の方が身長がずっと高いのでそのときは上半身の姿しか確認できなかったが,薄い水色の T シャツを着ていた.その彼女だけが俺の横に残って,へろへろと残りの子に手を振った.その様子が,活発というよりは落ち着いたタイプの子だなと思わせる.
夢を見ている俺は当然 「やべぇwwwこれは小学生連れ込みフラグwww」 と思って,こんなオイシイ夢は覚めてはいけない,さあ,早く中に入ろう,と願った.
そうして夢の中の俺は,自宅と思しき建物の前でその女の子の方を向いて,何か一言声をかけた.優しい調子だ.女の子はこっちをぐっと見上げて,こくんと頷く.おでこの辺りできれいに分けられた髪が両耳の後ろに回してあって,頷くときに耳から下の髪がふわっと揺れるのが見えた.顔は,このときにはよく見ていない.
その姿に夢を見ている俺がうひょー! と思ったからかはわからないが,ここでいったん意識が飛ぶ.
気づくと洗面所らしき場所にいて,俺は先ほどの女の子の T シャツを脱がせていた.しゃがみ込んで,(恐らく)薄い水色の T シャツの裾の両側を手で持って,捲り上げる.
だが,両手が邪魔になって脱がせない.
「ほら,万歳して」
と言うと
「はぁい」
とつかみ所のない調子で応え,女の子は両手をぴんと上に伸ばした.
いったん脇の下まで捲ってから,手に布を握り直し,頭を通すことで,無事に女の子は上半身裸となった.ちらりと女の子の顔が視界に入ったが,顔も表情も読み取れない.
ここで夢を見ている俺がうひょー! と思ったことはともかく,いったん意識が飛んで夢のモードが変わったのか,今度は女の子の発言が聞き取れたし,がんばれば夢の中の俺に,好きに行動させることもできるように思った.
そこで,とりあえず 「いいよぉおお!」 と叫びながら女の子に抱きつこうとしてみた.
だが,結果として夢の中の俺が取った行動は,黙ったまま彼女のズボンを脱がせることだった.
先ほどは見えなかったが,どうも下はズボンを履いていたらしい.白の長ズボンで,割と分厚い温かそうな生地.そのズボンのお腹の部分のボタンを外しチャックを下ろすと,夢の中の俺は人差し指と中指を感慨なく女の子の下着の中に入れ,ズボンと下着を一緒に脱がした.
ここで夢を見ている俺がまたうひょー! と思ったことはともかく,自分の好きに行動できる感覚は確かにあったのに,実際にはできなかったことが夢を見ている俺にとってむず痒かった.シチュエーションがシチュエーションだし,これは夢だという自覚がかなりあったから,エキセントリックな行動を取りたくてたまらなかった.
夢の中の俺は,それまで気づかなかったが既に全裸だった.そして同じく全裸となった女の子の手を引いて,風呂場に入る.中は庶民的な,一般家庭の風呂場だ.
浴槽にはお湯がたっぷりたまっていて,夢の中の俺はさっそく洗面器にお湯を汲んで,女の子の頭にかけようとした.
そこで,今まで何の抵抗も見せなかった女の子が,「やー」 と言って胸の前で手をぱたつかせる.
夢を見ている俺は,ここで女の子に拒否られて終了というオチを回避すべく,z 軸を軸として高速回転しながら浴槽にダイブしようと思った.
結果,回転はしなかったものの,夢の中の俺は豪快に浴槽にダイブした! ほとんど一杯だった浴槽は俺のダイブで溢れまくり,夢の中の俺は声を上げて笑っていた.
俺の行動がとてもおかしかったのか,女の子も笑った.そして,真似するように浴槽にダイブした.
お湯が溢れ,水面がばちゃばちゃと荒れている中,女の子は俺の方を向いてまた楽しそうに笑った.それを見て夢の中の俺は女の子の体を自分の方へ抱き寄せる.腕と足で女の子を挟むような体勢になって,その髪を撫でる.女の子はもう嫌がらないようだった.
それからしばらくは夢の中の俺と夢を見ている俺はほとんど区別がなくなって,浴槽の中でばしゃばしゃと女の子と遊んだ.夢の中の俺=夢を見ている俺はそれで少なからずうひょー! という思いだった.
女の子の無邪気な素振りに和みながら,なんとなく夢の中の俺=夢を見ている俺は尋ねてしまった.
「俺と裸でいて恥ずかしくないの?」
「お父さんなら恥ずかしくない」
夢の中の俺は微笑ましく思い,夢を見ている俺の思考は固まった.
この女の子は自分の娘だったのか……!
思い,結局じっくり観察していない顔を見ようと顔を上げたところ,ベッドの上でうつ伏せに寝ていた自分が顔を上げていた.
-
という話.
オチがベタベタな上,伏線が十分すぎてネタバレされても驚きのひとつもありませんねはい.
まあ,適当に捏造しての小説じゃなくて実際に見た夢をそのまんま,かなり忠実に書き下ろしてるだけなんで,その辺の残念さは俺の所為ではない.
むしろ面白いのは,これだけ十分なヒントがあったにもかかわらず 「夢を見ている俺」 は 「女の子」 が娘であるという可能性を想像さえしていないというところで.
これ読んだだけでわかるか微妙だけど,「夢を見ている俺」 の思考は限りなく覚醒状態の俺に近くて,それも物事がかなりクリアーに考えれてる状態っぽかったわけね.だから,
- 全く無関係ではない感じの子供達の集団に気を配りながら歩く=下校の付き添いとか?
- 女の子が一人だけ自分と残り,他の子に手を振る=女の子にとってもここが自宅
- 「ほら,万歳して」=親が子供に対して言う口調
- 脱がせても女の子恥ずかしがらない=家族
という風に十分あからさまなヒントがあるなら結論が導けて当然だった,にも関わらずわからなかった,というのが面白い.
夢であることに気づいた夢の観測者としての 「夢を見ている俺」 もまた夢の中の存在であって夢の影響によって認識をぼかされているという構造ね.事情によりこの話には深入りしませんが,押井守信者に最近なった途端にこんな夢を見たのでついついね.
それにしてもリアルな夢だったなぁ. 文章にしちゃうと 「お父さんなら恥ずかしくない」 という発言はネタバレのためにある発言という感じで浮いちゃうんだけど,夢の中で音声化されたそれはすげー自然な感じだったのよね.口ぶりとか身振りとかその他周りの視覚情報とかが.言われた瞬間に 「あ,そうか,だって俺は君のお父さんだもんね」 って納得しておかしくないくらいのスーパーリアリティだった.まあ,夢に支配されていたからこそそう思ったんだと言われればその可能性はあるけどね.
あれだけリアルだったんだからこれは予知夢に違いない,とか言い出すほどスピリチュアリズムは信仰していないが,結局顔を十分確認できなかったことや,顔を見ようと意識した瞬間に夢が覚めてしまったという辺りがそれっぽさを増長することはするね.
なんだかんだ言いながら目が覚めてからしばらくは呆けて,ああ,あれが俺の娘かぁ……あんな娘ができるなら俺も人生もうちょっと頑張ろうか……とか考えたしね.まあ家庭が持てるほどの経済力を将来にわたり確保できるかどうか今非常に疑わしいわけですが.
あと,タイトルは別に伏線とかじゃなくて,単にこの夢を見た前日徹夜してて,昼に寝てたときの夢なのでっていう.文字通りね.
- 正確には見てるけど覚えてない,なんだろうけど. [↩]
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コメント (5) to 秋の昼の夢の話
久しぶりにいいもの読ませていただきました。
一番の問題点は、下校の付き添いが可能であるW/Hさんの職業は何なのかということ。
SOHOか物書きあたりと推測。
2008/11/12 水曜日
「へ、変態だ近寄るな!!」という感想から「父親なら仕方ない」への急転直下ということで一つ。
というか、結局自分は父親だったっていうオチは、夢分析するとどうなんでしょうね。w/hの幼児性愛っていうのは実のところ性的願望ではなくて、家族愛がどうにかなっちゃった変形系なのか、それとも「さすがにこれはやばい」と思ったw/hの深層心理が防衛機制で見せた正当化なんですかね。
フロイトはエロい人ぐらいの知識しかないので、さっぱりわかりませんが、とにかくあなたは変態ですねっ。イエイ。とてもすばらしいと思います。捕まらないように気をつけてください。以上。
2008/11/13 木曜日
>>homeless早大生
ニートじゃね?www
あるいは専業主夫w
>>モロッコで性転換
深層心理は俺もよくしらんですが,三次元幼女に対しては俺は性的願望は全然ないよ.
いや,逮捕されそうだから言い訳しているんじゃなくて,二次元ロリはやばいかわいいし n 回抜けるけど,三次元ロリはそういう対象じゃなくて,なんていうの,単に仲良くなったりして和みたいだけなんだよ.お風呂じゃなくてもいいからそうやってわいわい遊んで和みたい.
推測になるけど,俺がそれくらいの年齢,リアル小学生だったころ,人付き合いとかが割と悲惨で当然女の子との触れ合いとかもなかったので,それを回復したいという無意識なのかなぁ,とか.
2009/1/26 月曜日
雑学サイトでみつけたんだよ
何故夢を見るときと見ないときとがあるのか?
人は寝ているとき、夢を見ます。
しかし、たまに「ちっとも夢を見ない」と言う人がいます。
これは、何故でしょうか?
実は、結論から言えば、精神的な病気にかかっていない限り、誰でも毎晩夢を見ているのです。
つまり、「見ない」と言う人は、夢を覚えていないだけなのです。
では、何故夢を覚えている人と覚えていない人がいるのでしょうか?
この疑問に答えを出すためには、まず、夢の実態を掴まなければなりません。
精神分析の祖と言われる、フロイト博士の考えによれば、「夢」とは、こういうものです。
我々人間の心の奥底には、密かな無意識の願望(フロイトは性欲と言っていましたが…賛否両論です)が渦巻いています。
目覚めている間は、意識がその願望をコントロール(抑圧)し、表に出していません。
しかし、ひとたび眠りに入ると、この抑圧が緩み、無意識の願望が活発化して、画像化・物語化されます。
ところが、「抑圧」は緩んだだけで、完全に無くなるわけではないので、そうした願望は夢の中でもストレートに表現はされません。
そのため、どんな願望が表現されているのか、ストレートにはわからない内容になっているのです。
そして更に、その願望(夢)の内容が、我々の意識をおびやかすものであればあるほど(つまり、現実の世界でやると危険なものであるほど)、
「意識」はその夢を、再び深層の闇に閉じ込めてしまいます。
つまり、「見たんだけと、覚えていると危険だ」と意識が判断したものが、「覚えていない夢」だと、フロイトは言ったのです。
「大金持ちになった夢」「麻薬を吸った夢」「何かのプロになった夢」…そう言った物は全て、その人物の欲望だ、と言うわけです。
2009/1/26 月曜日
フロイト出たよフロイトw
実際このケースでは抑圧と考えるのがデフォだろうね.上のコメントでも書いたけど,そりゃロリ少女と仲良くできたら楽しいだろうし,無意識がそういう欲望を持つに十分な状況でもあるし.
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2008/11/12 水曜日