そして創作妄想

2009/08/10 | めも

前エントリを書いていて,伏線とかパラドックスとか因果律がどうのこうのとかが錯綜するアレなタイプのストーリー構造の型を機械的に生成したらどうよと思った.

人間がやるからアホな矛盾とか出るのであって初めから決められたルールと公理から機械的に正しいものだけ生成すりゃいいのよという形式・公理主義をこんなところで爆発させるとどうなるのかという.

論理プログラミング的といえばそんな感じで,公理から,複雑怪奇ではあるけれども確かに矛盾無く正しいプロセスを経て,ただ一つの結論を導く論理ツリーのようなものを作る.作ると言っても根,すなわち結論から逆向きに作る.最終的に結論を導くに足る論理構造を展開して作って,適当に情報が散らばったところでやめる.もちろん興味の関心は根や葉そのものではなくて,実際にそれを演繹する過程であって,すなわち過程がストーリー(謎の構造)となる.

適当に数を決めておいた変数だの演繹だのに実際にその特性を満たすような現実の要素をそれぞれ当てはめていって,違和感のない対応関係ではめきることができたら,複雑怪奇でとても人間が考えたとは思えない情報密度でありながら矛盾が出ないという凶悪なミステリーとかが構築できそうな.

それが小説として面白いかどうかはさておき*1,高階論理と文章の織りなすなんとかかんとか,とかいって芸術のひとつとして主張できそうな形にはなるんじゃね?

問題があるとすれば現実の要素との対応関係をつくるところかなぁ.実際の人間だとかものだとかには属性が多すぎて,適当にはめると元々の論理式が意図していないような関係が紛れ込んでしまって,結局矛盾に陥ったり解がひとつに定まらなかったりしそうだ.

さすがに現実世界全体をモデルにするには厳しすぎる気がするので,何かしら限定的な環境を想定して,そこだけの話にするとかすればなんとかなるかなぁ.なんというか,かつての人工知能 on Lisp な流れではあるが.

独房の中にそれぞれ特徴を持った凶人が 5 人いて……とか. ありがち.

教室全体が未来に飛んでしまって,クラスメイトが……とか.あるある.

うん,まずその環境選びからして大変そうだ.

このアイディアについて権利を主張することはしないので芸大の卒論とかとかに使いたい人は好きにどうぞ.

  1. おそらく最強につまらないであろうことは想像できる. []

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